とりま、未来視してみる。

高専と大学卒業後、ベンチャー企業を3社起業・経営。と思いきや実家福岡に戻ってカフェで働くことに。

楽天証券を使って、三井住友銀行から三菱東京UFJ銀行への振込手数料を無料にする方法

地方メガバンク少なすぎ

東京住まいから福岡に引っ越して数ヶ月が立ったけど、メガバン少ない

福岡だと天神か博多駅まで行かないとATM・支店がない。地銀の福岡銀行が半端無く強い福岡銀行はこの前長崎の地銀の十八銀行と合併することになり、横浜銀行を超え地銀トップの資金量を持つことになった。福岡の街を歩けばいたるところに福岡銀行がある。ここ10数年で福岡にあった銀行はかなり福岡銀行に吸収された気がする。

 

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三井住友銀行メインバンクに使っていた自分としては、福銀無双の福岡では引き出しにも振込にも手数料がかかり困っていた。2万円の振込をするのに、手数料108円。0.54%のマイナス金利だ。いや違うんだけど、めっちゃ取られてる気がする。ちなみに三井住友銀行普通預金金利は0.001%だ。

 

三井住友銀行から三菱東京UFJ銀行への振込手数料を無料にする方法

しかも毎月定額で三井住友銀行から三菱東京UFJ銀行資金移動をしなければならないので、困ったことになった。東京に住んでいた時はATMによって引き出して、預け入れていたので手間はかかるが手数料をとられることはない。

前書きが長くなったが、三井住友銀行から三菱東京UFJ銀行への振込手数料を無料にする方法を説明する。

必要な物は、

  1. 楽天証券の口座
  2. 三井住友銀行のキャッシュカードとオンラインバンキング用のパスワードカード
  3. 三菱東京UFJ銀行のキャッシュカードとオンラインバンキング用のパスワードカード

この方法は、送金元の口座(今回は三井住友銀行)は「楽天銀行三井住友銀行みずほ銀行三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行住信SBIネット銀行セブン銀行りそな銀行埼玉りそな銀行近畿大阪銀行イオン銀行」でも無料に出来る。また送金先の口座(今回は三菱東京UFJ銀行)はどの銀行口座でも無料にすることが出来る。

 

方法は楽天証券の入出金を使うやり方。イメージはこんな感じ。

まず、楽天証券の口座を開設しておく必要がある。楽天証券で株やFXの売買をするためには手持ちの銀行口座から楽天証券に一度入金する必要がある。その時の入金手数料を楽天が負担してくれるのだ。

なので、入金を楽天証券の画面から行う。その時に三井住友銀行のカード情報とワンタイムパスワードカードの数字が必要になるので手元に準備しておく。

口座情報などを入れるとすぐ楽天証券への入金が完了する。この時の振込手数料は楽天が負担

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そして、すぐに三菱東京UFJ銀行へ出金の手続を行う。この時の振込手数料は楽天が負担。しかし、出金はリアルタイムでは出金されず15:30時点で登録してある「出金先指定口座」へ出金され翌日に反映される。また注意したいのは、同日中に複数の金融機関に出金することが出来ないため、複数の口座に資金を移動する場合は日をずらす必要がある。

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もちろん楽天証券を使うためのサービス

楽天証券で取引をするために提供されている手数料無料サービスなので、振込手数料を浮かせるためのサービスではないことをご了承いただきたい。

しかし、前述のとおり普通預金の金利が0.001%などと言う水準にも関わらず手数料だけは高止まりしている状況では銀行に預金する意味がない。ただの融通の効かない金庫のようなものだ。

資金を眠らせておくだけでなく、少しでも運用をしたり、金融リテラシーを高めるためにマーケットに目を向けておくのも今後は必要になってくるだろう。

ちなみに楽天証券。以前はMMF(銀行よりも金利が少しいい預金)も取り扱っていたが、昨今の金融政策の煽りを受けて無くなってしまった。しかし、国内株式・投資信託・FX・海外株式・債権(市債・国債社債を取り扱っている。当然マーケットの情報もYahoo Financeよりも充実しているので、勉強のためにも開設してみることをおすすめする。